車庫という枠組みを超える新しいガレージ像

従来、アルミの押し出し材など製品化されていたガレージやカーポートの商品は、とにかく“クルマに雨がかからない”という目的は満たすのですが、必ずしもクルマのイメージに合ったものではないというザンネンな意見をクルマ好きの人達から聞いてきました。もっとクルマやバイクの素材感やフォルムと呼応するような、さらに言えばクルマやバイクが喜ぶようなガレージはないものか? また、単にクルマやバイクを格納するだけでなく、仲間が集まるコミュニティースペースとなり、サーフィン、キャンプ、スキー、BBQなどなど様々なアウトドアグッズもカッコよくディスプレイできるような、世界観のある空間に出来ないものか? そんな声を聞くこともありました。 そこでデイトナハウスがリリースしたラインナップが『GARAGE-D』です。ルーフの水勾配に合わせて壁面用に台形のパネルを開発しシステム化。断熱材と一体になったガルバリウム外壁を採用することで、長い時間の滞在にも耐えられる心地良い空間に仕上がりました。 このガレージのために中古の革張りソファでも用意して、クルマと一緒に眠ってしまいたくなる。そんなガレージの誕生です。

フォルムにこだわった愛着が持続するミニガレージ

クルマでもオートバイでも、外観のフォルムと同時に、それらを構成する骨格のフレームも大切であるということをよく教わります。エンジンの大出力をしっかりと駆動力に変換するにはフレームが大事。その考え方は建築でも同じであると、デイトナハウスは考えているのです。単なる箱に屋根が付いている物置の延長的なものでは満足できません。骨格が合理的な形を実現すること。またその素材感にも表情があること。そのような新しいカタチを追求しました。 バイクと鉄骨フレームが対話するような一体感。いつまでも愛着が持続するガレージ空間がコンセプトです。 最大の特徴は壁と屋根が繋がった独特の形状です。コストを調整しながら独自のスタイリングを実現しました。ガルバリウム屋根の『Rスパン』は耐久性、メンテナンス性も抜群です。入り口は前のめりなフォルムになっているため、屋根がそのまま庇の役割を果たし、シャッターボックスは内蔵できるように設計されました。建築確認申請の必要のない10㎡以下で、合理的なカタチを追求した結果がこのバイクガレージです。 このユニットでのキット税抜価格は基礎、組み立て、輸送費は別途で98万円〜を設定しています。

連棟することで広がる更なるガレージライフ

デイトナハウスのバイクガレージ 『STAY SOME』は、横につなげて連棟にできることがもう一つの大きな特徴です。斜めに切れ込んだフロントの金属板にナンバリングを施せば、さながらサンダーバード2号が腹に抱くコンテナのようです。用途や車種によって使い分ければ、趣味人仕様は完成。バイク好きにとってはまさに理想のガレージです。

バイクガレージ『STAY SOME』の骨組み。変形したLGS パネルでシンプルに構成している様子がよく分かります。先端の斜めの壁の内側には、シャッタードラムが内蔵。鉄骨の骨組みと甲殻類の外皮のような屋根のRスパンの表情が、他の木造製にはない存在感となっています。更にこのSTAY SOMEが採用する構造は、真四角の車庫とは異なり、雨風や地震にも強いメリットもあります。

バイクガレージ『STAY SOME』の骨組み。変形したLGS パネルでシンプルに構成している様子がよく分かります。先端の斜めの壁の内側には、シャッタードラムが内蔵。鉄骨の骨組みと甲殻類の外皮のような屋根のRスパンの表情が、他の木造製にはない存在感となっています。更にこのSTAY SOMEが採用する構造は、真四角の車庫とは異なり、雨風や地震にも強いメリットもあります。

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